2019/12/02 23:08

こんにちは。TSUMUGUです。
買い付けから帰国して3週間が過ぎました。
「物を買うだけでなく、新たな価値を持ち帰る」
そんなテーマを密かに掲げ、
新しい企画に挑戦した今回の買い付け。
期間中に綴っていた日記を基に、その足跡を振り返ります。

-Day1-
中部国際空港からおよそ10時間。
ヘルシンキを乗り継いでようやくスウェーデン ストックホルムへ。
中央駅に到着すると少し安心した気持ちに。
明日からは早速買い付けなので、
ゆっくりと身体を休めることにします。

-Day2-
初日は小規模なアンティークフェアに参加。
国内からアンティークショップが集まってきます。
リサ・ラーソンの動物達が沢山。
買い付けは真剣勝負ですが、所々で見かける動物達の表情に癒されました。
モダンなインテリアショップ。
各ブースの範囲は決まっていますが、展示方法やスペースの使い方は自由。
センスや遊び心が伝わってきます。
ロールストランドやグスタフスベリなど、
made in Swedenの作品を紹介する講演も開催されていました。
耳を澄ませましたが、
スウェーデン語であったため公聴を断念。
会場を後にしました。

-Day3-

この日は、郊外の屋内マーケットに参加。
昨日のアンティークフェアに比べるとカジュアルな雰囲気です。
地元の方が沢山訪れているようで、
物色が終わると隣りのカフェで井戸端会議をしていました。

2日間のイベントでは、
かなり吟味をして買い付けました。
まずまずのスタート。
夜は、友人に教えて貰ったブリュワリーへ。
仕事後の一杯を楽しみました(3杯飲んでいることは内緒です)。

-Day4-

この日は、旧市街 ガムラスタンを散歩。
観光名所であるこの場所も
日曜日は大抵のお店が閉まっています。
絵になります。
建物と紅葉の黄色がとても素敵でした。


ハートリエット広場にも立ち寄りました。
昨年と同様に、
ストックホルムでハロウィンを迎えます。

-Day5‐
今日は、
フェアで知り合った方のお宅にお邪魔することに。
この方、とてもお話し好きで話し始めたら中々止まりません。
しかし、モノに対する情熱も人一倍。
特にUpsala Ekbyの作品に対しては、思い入れがあるようでした。
今回は、Gunnar NylundやSigne Persson Melinの作品を買い付け。

-Day6-

ストックホルム最終日。
昨年と同じ場所に泊めて頂き、快適な生活を送ることができました。
管理人のおばちゃんは、洗濯や道案内で今年も大活躍でした
来年もまた再会できますように。
さて、フィンランドに移動します。

-Day7-

フィンランドで迎える最初の朝。
寒さはより厳しく、霜が降りています。

-Day8-

この日は、友人の自宅へ買い付けに向かいます。
ご家族が収集していた作品も含めて、大切な物達を譲って頂きました。
本当に良い出会いに感謝。

買い付けの合間には、ブランチをご馳走に。
手前はモルトブレッドにサーモンなどの海鮮を添えて。
奥はカスタード・パイで、コーヒーとの組み合わせは最高でした。

-Day9-

この日はヘルシンキから離れて郊外へ。
しかし納得するクオリティの物は見つからず…
閉店しているお店もあり、少し寂しさを感じる遠征となりました。

-Day10-


今日は、
ヘルシンキ・アンティークスへ向かいます。
この時期に開かれるフェアの中では、知名度の高いイベントです。
朝は時間があったので、ストックマンへ。
少しずつクリスマスムードが高まってきています。


さて、フェアの会場へ到着しました。
開始前は熱気はなかなか迫力があります。

Birger KaipiainennやAimo Okkolinなどの貴重なアートピースが沢山。
素晴らしいテーブルセットを再現しているブースもあり、とても刺激になりました。

夜はアリーナでアイスホッケーを初観戦。
友人の計らいで良い席を確保して頂きました。


フィンランド国家斉唱シーン。
開始直前まではガラガラでしたが、
気づくと沢山の人々がスタジアム内に。
聞けばスタジアム内は禁酒。
皆、直前まで外のバーで飲んでいるそうです。


スタジアムの演出もユニークでした。
買い付けでは、
人々の日常に触れることを大切にしています。

-Day11-

この日は、ヘルシンキ市内を少し散策。
冒頭で触れた新しい価値。
それは動画を撮影し、
買い付けの足跡をひとつの物語にすることです。
今日は街を歩いて、構想を練ります。

疲れるとカフェに立ち寄り息抜き。
こちらは特にお気に入り。
コーヒーもシナモンロールも自分の好みでした。
ローカルの方がよく利用しているようで、居心地も良かったです。
買い付け中は様々なカフェを訪れ、お気に入りを探しています。

-Day13‐

今日は買い付けの後に、
友人である陶芸家のEvaさんのスタジオへ。

写真は、ロンドンのお客様に発送するフラワーポットを磨いている様子です。
普段は明るくてエネルギッシュなEvaさんですが、
仕事中にふと見せる真剣な表情もまた素敵に感じます。
Evaさんの作品は決して安くありませんが、
意外にも若い方が購入することが多いそうです。
環境に考慮した作品のメッセージは、しっかりと伝わっているようですね。

-Day14‐
この日もヘルシンキを離れ郊外へ。
気温は-6℃まで下がり、冷え込みました。
1週間前は紅葉、現在は降雪。
ここまで劇的な変化を体験できることは中々ありません。

屋内はとても暖かいので、
休憩を挟みつつ買い付けを続けます。


気づくと真っ暗になっていました。
この街は至る所に電飾が施されており、夜になると違う顔を見ることができます。

数日前に郊外で苦い経験をしたため、
良い物と出会えるか不安でしたが、何とか質の高い物を手に入れ一安心。

-Day15-

この日は、ヘルシンキでも雪が降りました。
荷造りや撮影が終了したため、お土産を買いに。
石畳の間に雪が入り込み、路面はかなり滑りやすい状態…
歩くのも一苦労でしたが、ヘルシンキの人々は涼しい顔で僕を追い抜かして行きます。
住んでいれば当たり前のことなのかもしれませんね。

-Day16-

明日で最終日を迎えます。
今日はスオメリンナ島に住む友人 ソイレさんのスタジオに足を運びました。
廊下には、日常使いの作品達が並びます。

奥のコーナーには、
夏のエキシビジョンで使われた作品達。
エキシビジョンのテーマは「air(空気)」。
ガムを膨らまして、失敗する少年など、ユニークな発想で溢れていました。

こちらの鳥のオブジェは、
経年変化して剥がれた窓際によく馴染んでいます。

夜には友人宅に招かれ、
手作りの夕食を頂きました。
お陰様でゆったりとした最後の夜を過ごすことができました。

今回は、買い付けに加えて、
動画撮影という挑戦もこなすことができました。
新たな価値を持ち帰れたかはまだ分かりませんが、現地や買い付けの様子を少しでもお伝えできたら幸いです。
なお動画については年内に、
作品については順次掲載を予定しておりますので、今後共、TSUMUGUを宜しくお願い申し上げます。
それではまた会う日まで!